南風原町の特産食材
南風原町のかぼちゃは高級料亭でひっぱりだこ!
南風原町の特産品といえば、なんといっても「かぼちゃ」です。県内の生産量ではダントツの沖縄ナンバーワン。
南風原町で生産されているエビス種の西洋かぼちゃは柔らかくて味がよく、完熟すると糖度が20度をこえる強い甘みが特徴です。「津嘉山完熟かぼちゃ」「南風原かぼちゃ」のブランド名で、県外の高級料亭などへ出荷されてます。県内でも一般のスーパーなどでは入手しにくい「幻のかぼちゃ」となっています。
ここで購入できます。
収穫期の3月前後にはJAが運営している南風原町津嘉山のコープや、町内の一部スーパーなどで販売しているところがあります。遠くの市町村から、このかぼちゃを買うためだけに南風原町に来る人もいます。春先に沖縄旅行する方は「幻のかぼちゃ」を探して南風原町まで足を伸ばしてみるのもいいかも。
日本一のヘチマ(ナーベラー)の産地!『はえばる美瓜(ビュウリー)』が自慢です!
南風原町は食用ヘチマの生産量が日本一です。沖縄料理をはじめ東南アジア地域の食材として、ヘチマは欠かせません。沖縄の方言でヘチマは「ナーベラー」と呼ばれ、野菜の収穫量が減る夏場には貴重なビタミン補給源となってきました。ヘチマの中でも南風原で生産されたものは「はえばる美瓜(ビュウリー)」と呼ばれ、見た目は固そうですが加熱するとふわふわの柔らかさになり、ナスビのような食感です。沖縄では味噌煮や炒め物に入れるのが昔からの定番ですが、最近はピクルスにしたり、カレーやグラタンの具にしたりと、食材としての幅が広がってきました。
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収穫期の夏場(7~9月ごろ)には、町内各地の食品店・スーパーなどで販売されています。南風原町のキャラクター「はえるん」のシールが目印です。
スターフルーツ
スターフルーツは、かわいらしい星形の切り口と爽やかな甘さで人気上昇中のトロピカルフルーツ。沖縄の特産品で、とくに南風原町は県内生産量のうち約70%を占める大生産地です。
黄色く熟したものは、カットフルーツとして生食に。梨のような、ほのかな甘味が特徴です。ゼリーやジャムの材料にも使われます。
まだ青いものは、サラダのトッピングやピクルスに。星形の外見と甘酸っぱい味のアクセントで、お料理をひきたてます。
沖縄県内各地のみやげ物店で販売していますので、旅行の記念にどうぞ。通信販売も入手可能です。
マンゴー
沖縄名産として知られるマンゴー。濃厚な甘さとさわやかな酸味が人気で、代表的なトロピカルフルーツです。
夏のお中元シーズンには定番の高級贈答品として、すっかりおなじみとなりました。
南風原町はマンゴー栽培も盛んです。マンゴー畑が集まるエリアにはビニールハウスが並び、風害や虫害から果実を大切に守っている姿が見られます。 とくにマンゴー農家の多い神里地区では、収穫期の7月に「神里マンゴーまつり」が開催され、新鮮なマンゴーの試食会や格安販売会がおこなわれ、マンゴーのゼリーやジュースなども振る舞われます。
地元農家が一個一個こころを込めて育てた南風原町産のマンゴーをぜひ一度ご賞味ください。
南風原の特産品を活かしたグルメに注目!
「南風原かぼちゃ黄金そば」&「スタミナ黄金そば」
みなさんご存知の沖縄そばと、南風原名産のかぼちゃが合体しました。
「南風原かぼちゃ黄金そば」は、鮮やかな黄金色の麺で、かぼちゃが練りこまれていることが一目瞭然。つるつるとなめらかな舌触りは、今までの沖縄そばにはなかった食感です。老舗として知られるお店だけに、具やダシのバランスもグッドです。
「スタミナ黄金そば」は、南風原町のグルメコンテストで優勝した逸品。かぼちゃのそばに、タマネギ、豚肉、ニンニクがたっぷり入ってボリューム抜群です。
ここで食べられます。
【店名】レストラン しぐれ
【住所】南風原町字津嘉山1607
【営業時間】午前11:00~午後2:00、午後5:00~午前0:00
【休業日】不定休
【電話】098-889-4091
「はえばる3Bバーガー」&「はえばる3Bカツバーガー」
南風原のおいしいものを詰め込んだハンバーガが登場しました。
町産のかぼちゃペーストを練り込んだ風味豊かなパンは、マーガリンの代わりにオリーブ油を使っています。お肉はおいしくて安全な「はえばる豚」100%。地元で開発されたヘチマのピクルス「美瓜(ビュウリー)ピクルス」も入っています。無添加マヨネーズと目玉焼きは、町内の諸見里エッグハウスでとれたコダワリの新鮮タマゴでつくられました。
南風原のおいしい素材が盛りだくさんのぜいたくな品です。南風原町内にお立ち寄りの際は、ぜひお買い求めください。
ここで購入できます。
【店名】かすりくらぶ
【住所】沖縄県島尻郡南風原町字兼城130
【営業時間】毎週火・金 朝11:00~午後3:00
おいしくて安心なお肉の新ブランド「はえばる豚」
上記の「はえばる3Bバーガー」「はえばる3Bカツバーガー」で使われているお肉が「はえばる豚」です。南風原町が進める「食品リサイクル」「おいしくて安心な食肉づくり」の方針にもとづいて、新しい豚肉ブランドが開発されました。
飲食店や給食の食べ残しなどを元にして、栄養価の高い発酵飼料をつくり、健康で衛生的な環境で豚を育てます。「はえばる豚」の味と品質は、町内の各飲食店でも好評です。
南風原町の委託を受けて「はえばる豚」を育てているのは「NPO法人のぞみの里」。身体障害者・知的障害者の就労支援としても新しい取り組みです。
ここで購入できます。
【店名】はえばるエコセンター
【住所】沖縄県島尻郡南風原町兼城686 南風原町役場1F
南風原町の食品メーカーをご紹介
【玉木製菓】 伝統の庶民の菓子「かめせん」「梅小亀」ほか
南風原町にある玉木製菓では、沖縄で庶民に親しまれてきた伝統のお菓子を作り続けています。
亀の甲羅の形をした塩せんべい「かめせん」、甘くて酸っぱいせんべい「梅小亀」など、懐かしさを感じる素朴な味わいが魅力です。
ここで買えます。
県内各地の飲食店・スーパーなどで、玉木製菓の製品が販売されています。
瑞泉酒造
瑞泉酒造は1887年に創業された歴史ある酒造所です。酒造所名は、名水として知られる首里城内の湧き水「瑞泉」にあやかりました。泡盛をさらに熟成させた古酒(クースー)の製造に力を入れており、その古酒の貯蔵蔵が南風原町内にあります。
泡盛「瑞泉」、古酒「おもろ」のほか、「もろみ酢」などの商品もあります。
ここで買えます。
県内各地の酒販店・みやげ物店・スーパーなどで、瑞泉酒造の製品が販売されています。