6月23日慰霊の日
6月23日は慰霊の日 飯上げ体験が行われました。
沖縄戦の全戦没者を追悼する「慰霊の日」。
南風原文化センターでは町内の小学校から代表した、6年生23名の子供たちが飯上げ体験を
行ないました。
炊事場(井戸)から、各壕に水や食事を運んだ道を「飯あげの道」と呼びます。当時運んでい
たのはひめゆり学徒の少女たち。
この道を9キロの重さのご飯を入れた樽を棒を使って二人一組で運ぶ、距離にして200㍍。飯
上げ体験を現代っ子たちがチャレンジです。
平和ガイドの大城律子さんは「兵隊さんへご飯を運ぶ。それは命を運ぶという事。この道は
『命の道』です」と子どもたちへ説明してくれました。
子供達はともにバランスを取りながら運び、慣れない作業と暑さの中、
重さに耐えられず途中で投げ出してしまうのではないかと心配しましたが、そんな心配をよそ
に子供たちは最後まで一生懸命運びました。