「アレルギーについての座学と安心でおいしい調理実習」
去る12月12日(土)、民泊登録家庭を対象に「アレルギーについての座学と安心でおいしい調理実習」を開催しました。講師は、県立南部医療センター・こども医療センター小児科栄養室で勤務されている管理栄養士 仲宗根法子氏でした。
プロジェクターを活用した講座では、食物アレルギーとは、食物アレルギーのタイプ、症状、原因となる食物は?安心して美味しくたべるには?(食事療法)、アレルゲンの表示の仕方、そして調理器具の取り扱い方などをわかり易く、お話ししてくださいました。
アレルゲンの種類ごとに、食べられないもの、食べられる近い食材、除去する必要のないものなどが資料で説明されましたが、それでもやはり生徒さんへの再度の確認は絶対必要ですと強調されました。
その後、実際に民泊でおなじみの「人参しりしりー」と「ゴーヤーチャンプルー」、「じーまーみー豆腐」を調理しました。卵の代わりに豆腐とカボチャをすりつぶし、ピーナッツの代わりに無調整豆乳を使うなどのアレルギー対応を学びました。
今回は小児科の栄養士として実際に食事を考える立場からの講習会内容で、アレルギーについての講習会は何度か聴講したことのある民家さんでも、実際に生徒さんの食事を作る立場の視点からの内容に、とても勉強になったと喜んでいました。
アレルギーに対する関心も高く、夫婦での参加が多かったです。
今回は、講師の仲宗根氏の職場、沖縄県立南部医療センタ―・こども医療センター小児科栄養室の皆様が協力してくださいました。ありがとうございました。
※南風原町観光協会では、40名までの民泊受入が可能です。