南風原町各字の綱曳きの特徴!

2016年6月28日 カテゴリ:新着情報

7月29日(金)第4回南風原町綱曳きツアーを開催致します。(詳しくはこちら)
そこで、今回は各字の綱曳きの特徴を数回に渡りご紹介していきたいと思います。
まずは、南風原町綱曳きツアーでも最初に向かう津嘉山の綱曳きについて!

 

津嘉山(つかざん)の綱曳き

南風原で最も大きい字である津嘉山。伝承によれば600年の歴史を持ち、琉球王国から下賜された由緒ある旗頭など、歴史と伝統に彩られた綱曳きなのです。また、十数年に一度行われる大綱曳き(ウーンナ)も区民の誇りとなっています。

 

沖縄の綱引き

沖縄の綱引きは、農耕儀礼のひとつとして五穀豊穣、ト占、害虫駆除、雨乞い等の祈願としての意味を持つと云われている。
 その由来として、①南山王が中国からとりいれた、②畔に捨てた老人より害虫駆除方として綱曳きを習ったという敬老思想的なもの、③収量勝負としてやったという伝承、④ハブ防止のためにやったという伝承、⑤夫の航海安全帰省を乞うた願ほどき、⑥雨乞いなどがあげられる。綱を引く時期は稲の収穫が終える旧暦の6月~7月に多くみられ、特に旧暦の6月25日に綱を引くところが多い。