【シネマ沖縄】徐葆光が見た琉球~冊封と琉球~
桜坂劇場で10月5日(土)より上映される映画のご案内です。中国皇帝が新しい琉球国王を任命するため派遣した冊封使・徐葆光(じょ・ほうこう)が、琉球を訪れた1719年は、琉球も中国も日本も安定した時代に入っていた。平和と安定からは、文化が花開く。
徐葆光が訪れた未知の国「琉球」は、中国皇帝の徳を讃える儀礼の邦であった。滞在する約8か月の間に繰り広げられる歓待の宴の中には、現代の沖縄の料理や伝統芸能の基礎となるものが数多く芽生えていた。
それらに感嘆した徐葆光は、琉球のすべてを描き写そうと、細部に至る記録書と漢詩集を書き綴っていった。そこには心と心で結ばれた交流と、華やかな琉球王朝の姿があった。
2003年に見つかった「奉使琉球詩」には琉球王朝時代のあるのままの姿が生き生きと描かれ、現代の沖縄の芸能や食文化の原点が記されていました。この映画ではその著者でもある徐葆光の目を通し、当時の芸能や食、風俗の姿を描き、そこにあった琉球と中国の友好の証を描いています。桜坂劇場にて2013年10月5日より上映予定。日本・琉球・中国の平和で豊かな友好関係を願い、また次世代を担う子に琉球の歴史と文化の誇りと素晴らしさを継承していくことを祈り、多くの人々に鑑賞していただきたいと存じます。
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企画:徐葆光が見た琉球・映画製作委員会 株式会社シネマ沖縄
制作・著作:株式会社シネマ沖縄
総合監修:鄔揚華
歴史監修:高良倉吉
制作:末吉真也・與那良則
監督:本郷義明
事務所:徐葆光が見た琉球・映画製作委員会
沖縄県那覇市山下町5-21
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